1981-03-17 第94回国会 参議院 予算委員会 第11号
○政府委員(山本鎮彦君) お答えいたします。 戦前の治安維持法等にかかわる警察の資料でございますが、そういう資料があるかどうかまだつまびらかに検討いたしておりませんが、もしあるとすれば、私としては原則として公開すべきものである、このように考えております。
○政府委員(山本鎮彦君) お答えいたします。 戦前の治安維持法等にかかわる警察の資料でございますが、そういう資料があるかどうかまだつまびらかに検討いたしておりませんが、もしあるとすれば、私としては原則として公開すべきものである、このように考えております。
○山本(鎮)政府委員 この法律の運用に当たっては、関係者の方々の御意見を十分聞きながら適正に努めていきたいし、また、そういう御批判を受ければ、是正すべき点は是正するという姿勢でこれから進んでいきたいと考えております。
○山本(鎮)政府委員 銃砲はきわめて危険な面がございますので、これの取り締まりに当たっては最近の治安情勢も考えまして、厳正にやっていきたいと考えておりますが、この法律の具体的運用に当たって、たとえば欠格事項の審査の調査あるいは立ち入りの調査というのは、えてしてプライバシーの侵害になるおそれもございますので、その方法なり時期なりというものは十分考えて、この法律の運用に当たって、いやしくも人権侵害、プライバシー
○山本(鎮)政府委員 ただいまお話がございましたように、法律の改正に当たっては、それに関連する方々の御意見、そういうものを十分しんしゃくしてやらなければならないわけでございまして、日ごろからそういう意味において、審議会という名前をとるかとらないか別として、いろいろな方の御意見を聞きながらこの法のこれからの運営に努めていきたい、このように考えております。
○山本(鎮)政府委員 ただいま大変貴重な御意見として承ったわけでございますが、いまのところ、遡及効を持ったそういうような法律をつくるということは非常にむずかしい、こういう考えでおりますので、この点御了解を得たいと思うわけでございます。
○山本(鎮)政府委員 給付額の実際の運用については、十分いまの御趣旨に沿って万全を期していきたいというふうに考えております。
○山本(鎮)政府委員 お答えいたします。 やはり日本の法体系からいって、この法律に組み込むのはちょっとむずかしいかと思います。先ほど外務省の方からお話がありましたような別個の形で、そちらの方の立場から、特に在外公館の公館員、それからそういうところに執務しているような職員の救済、補償という立場から考えた方がすっきりする、これは一つの私の意見でございますが、先生の御意見は十分私もわかるのですが、私どもの
○山本(鎮)政府委員 ただいま先生の御意見、非常に貴重な御意見であり、非常に画期的な御意見であるというふうに承知をいたしております。
○山本(鎮)政府委員 お答えいたします。 ただいまの御意見について、われわれとしてはまだ至らない点もあると思いますので、将来の研究課題として……(横山委員「将来ではいかぬな。この法律案を審議しているのだから、この法律案に伴って御返事いただきたい」と呼ぶ)この法律案としては、ただいま局長がお話ししたような趣旨で検討したい。ですからその点については、諸外国の立法例等も十分検討しながら、その問題については
○山本(鎮)政府委員 繰り返すようでまことに心苦しいのでございますが、やはり一つの新しい制度でありますものですから、その点、慎重の上にも慎重を期しておる次第でございまして、ただいまお話のありましたように、確かにその間に被害を受けられた方々に対して救済できないというのは、まことに先生が御心配になる以上に、われわれとしてもそういう人の立場に立って考えますと非常に残念で、何たる法律だというふうな感じがいたすわけでございますが
○山本(鎮)政府委員 法の施行が遅いじゃないか、来年一月からというのは不見識じゃないかというようなお話でございますが、この法律は先ほども御説明申し上げましたように、全く新しい制度であるということで、そのために、実施する際にいろいろと準備が必要であり、公安委員会のいろいろな規則なりその他定めをしなければいかぬし、それから、その衝に当たる者の適正な運営を図るために、いろいろと教養をいたしましたり講習的な
○山本(鎮)政府委員 ただいまお話がありましたように、これまで被害を受けた遺族の方々等が、何とかそういう救済制度をつくってほしいということでいろいろと運動を重ねてこられたことは、われわれ十分承知をいたしております。 ただいま刑事局長が答弁申し上げましたように、この法案をつくる際、そういう点も考えまして、遡及の点も十分考えながらいろいろと法案をつくる作業をいたしたのでございますが、やはり原則的に新しい
○政府委員(山本鎮彦君) 今回の法の改正は、御承知のとおり、猟銃などを使用する犯罪が相変わらず絶えない、特に銀行強盗というような凶悪犯罪、あるいは人質事件というような形での凶悪犯罪が絶えないという状況でございます。そういうのを少しでもなくそうという趣旨でございまして、したがって猟銃の所持の許可の基準をいろいろと厳しくしていく、保管に関する規制も強化していく、あるいは眠り銃というようなものも排除すると
○政府委員(山本鎮彦君) 新しい規定ができますれば、その運用について十分その趣旨に沿った厳正な規制ができると、このように考えております。
○政府委員(山本鎮彦君) ただいまの十年という規定ですが、これによって将来きちっと取り締まりができるかという御質問ですが、われわれとしては非常にこれは厳しい規定であるというふうに理解しておりまして、これによっていままでのいろいろなお話の犯罪は取り締まらなきゃいかぬし、十分この法規によって自信を持って制限できると、このように考えております。
○山本(鎮)政府委員 高橋さんに伺ったところ、詳しくはっきりは覚えていないけれども、まあ金大中事件についていろいろと苦労している警察の立場というものを、長官時代に感じた点を述べた、こういうふうにおっしゃっております。
○山本(鎮)政府委員 お答えいたします。 ただいま大臣からお話がありましたとおり、高橋さんのお気持ちはそういうことであった、そのようにわれわれは了解をいたしております。
○政府委員(山本鎮彦君) そういう記者会見等はそれぞれの派閥の連中が、先ほど申しましたような内ゲバの趣旨に沿った形でのスポークスマン的な者が発表をしているという事実は承知いたしておりますが、われわれとしては、どこまでもこれを犯罪としてとらえて、その証拠を整えて、その被疑者を逮捕する、検挙するということで、あらゆる方法をもって、いま申し上げましたような形で捜査を詰めて、これまでも多数の事件を検挙しておりますが
○政府委員(山本鎮彦君) お答えいたします。 われわれは、この内ゲバを見のがしているとか、やらせるままにさしている、こういう態度は絶対にとっておりません。徹底的にこれを検挙するという方針で臨んでおります。 やり方としては、いまお話しのありましたように、内ゲバをする特別の部隊、こういうものを編成しておる疑いが強いものでございますから、こういうものに対して徹底した行動を確認をいたしております。それから
○政府委員(山本鎮彦君) お答えいたします。 最近の内ゲバの特徴を見ますと、非常に綿密な事前の調査をいたしております。そして初めから相手を殺すというねらいで事件が起きている。それからこれまで学生同士であったのが反戦労働者、これにも波及しているというのが一つの傾向でございます。 それから事件の原因は何かということでございますが、結局彼らの革命のためには手段を選ばない、相手をせん滅しなければ革命はできないんだと
○山本(鎮)政府委員 十一月十四日のケースでございますが、いまお話しのあったような形で入居するかしないかという問題でございますが、これをめぐって部落解放同盟側の方が現場に八百人ほど、部落解放同盟正常化府連の方が四百名ぐらい集まって、非常に緊迫した事態になったということで、一応管理者である市長からも、何とか不祥事件が起こらないように適正な措置をとってもらいたいというようなこともございまして、このまま放置
○山本(鎮)政府委員 但馬一帯に起きたこういう暴力事案、これについては現在八鹿高校事件ということで特別捜査本部で捜査しておりますが、いまお話にあったように、現在逮捕されております十一名に限ったわけではございません。その背後関係あるいはその取り調べからいろいろな関係が出てくる可能性もございます。そういう面についても徹底した捜査を進めて厳正な結論を得たい、このように考えて捜査をしている、こういう報告を聞
○山本(鎮)政府委員 十二月二日に四名を逮捕する際は約五千名、十二月十二日にあと七名を逮捕するとき約二千名ということになっております。
○山本(鎮)政府委員 負傷者は全員で五十八名、そのうち十三名が重傷ということになっております。現在入院中がまだ十名ということになっておりますが、負傷の部位はいろいろございまして、一番重いのは骨折ということになっております。それから凶器、この点はいろいろと現在取り調べ中でございますが、凶器はやはり捜査上の一番のポイントになるものですから、このことは、この機会に言明することを避けたいというふうに考えております
○山本(鎮)説明員 二十六日にそういうようなビラまきをやるから十分警戒しろという御趣旨、先生からも承りましたし、県警本部、署のほうにもそれぞれ連絡がありました。したがってその点は十分承知いたしておりました。その関係で調べますと、当日午前一時にはすでに制服部隊、私服部隊合わせて七百十五名が所要の警備に当たっております。それで当日、内容と申しましては、前夜から徹宵警備についておりました県の機動隊百五十二名
○山本(鎮)説明員 警察といたしましては、理由のいかんを問わずそういう不法行為を許すということは絶対にございません。違法行為を看過するというような姿勢は全くないというふうに信じております。この件については、告訴ということもなされておりますので、告訴人、参考人から連日にわたって兵庫県警のほうで事情を聴取しております。その件については私ども承知いたしております。それから強制的に検証もするというような準備
○山本(鎮)説明員 ややその内容がばく然としたところがありますので、まだ山口県警としても、実際に申告もございませんので、それを十分検討させていただいて、参考人等から聴取して事実をはっきりさせた上で結論を得たい、こういうふうに考えております。
○説明員(山本鎮彦君) 仮処分は、われわれとしては、その内容についてはただいま伺いましたし、けさも「赤旗」に出ておりますので、そういうことは承知いたしておりますが、われわれとしては、警察の立場としては、警察自体そこら付近にやはり適当な者を配置いたしておりますので、そういう者の独自の判断によって違法行為があるということになれば、これは所要の措置をとるというたてまえでおりますので、いま言ったようなお話、
○説明員(山本鎮彦君) 現在は、木下議員は昨晩出発されたというふうに聞いておりまして、現在はやはり橋本氏のお宅付近に、八十メートルぐらい離れたあき地に天幕が張られており、そこに解放同盟の人たち二、三十名がおる。それから付近にもやはり四、五十名の人が行ったり来たりしておるというような状況があり、そういう意味で部隊を警戒的に付近に配置してそういう状態を監視しているという状況でございます。
○説明員(山本鎮彦君) この事件については兵庫県警のほうから報告が来ておりますが、これによりますと、十月二十二日午後、先ほどお話のありました木下議員ら一行が兵庫県朝来郡の朝来町において部落問題について調査のためおもむかれたとき、調査先の朝来町の口田路にあります橋本氏方を訪れたところ、解放同盟の人たち約三十人が同人宅付近に押しかけて、調査を終えてそこから出発しようとした木下議員ら一行の乗用車の前方に宣伝
○山本説明員 向こうのほうから、文世光の陳述の要旨というものは外交ルートを通じて私のほうに送られてきております。その内容はかなり広範にわたるわけでございますけれども、凶器に使った拳銃をいかにして窃取したかという一連の経緯でございますね。それから、いまお話しになりましたような、吉井美喜子の幇助によって吉井行雄の名前で旅券を入手して香港に行った経緯、それからさらに、ことし韓国に入国した経緯、そういうもの
○説明員(山本鎮彦君) その点に関しては、現場における犯行状況、要するに何発、どういう角度で発射して、それがどこに当たったか、そういうことについて詳しく向こうのほうにその結果の通報を求めているわけでございますが、これがまだ来ておりませんので、その点は未確認であります。
○説明員(山本鎮彦君) 結論から言いますと、同一性は確認できました。これは向こうからかねてから拳銃の写真なり番号を送ってきておったのですが、使用した拳銃によって弾丸を試射して、その弾丸を送ってもらって、それを見ますと、線条痕というのがありまして、各拳銃ごとにそういう記録は全部こちらに保管してございますので、いわば指紋のようなもので、それが一致するかどうかという判定をいたしましたところ、これが結果としてぴたっと
○説明員(山本鎮彦君) 爆弾事件を企図するグループというのはかなりたくさんございます。これらについてはそれぞれ具体的な情報に基づいて捜査を進めておりますし、実際に行為をした者の検挙というのもかなりやっておるわけでございまして、われわれとしては極左グループのこういう爆弾闘争は、もう最大の関心を払って、情報の収集、捜査につとめている次第でございます。
○説明員(山本鎮彦君) 昨年の四月の件とおっしゃいましたですが、こちらの記録によりますと、その際、ブント系の者か三菱商事ですね——重工じゃございません、三菱商事の本社に乱入した事件がございます。同社の別館二階の食料管理部に、約二十名ぐらいの者が赤ヘルで乱入して、発煙筒を投げてガラスなど四枚破壊したということでございますが、これは現在捜査中でございまして、検挙に至っておりません。
○説明員(山本鎮彦君) 回答の時期でございますが、時期についてはまだはっきり外務省から連絡ございませんが、来週早々ではないかというふうに考えておるわけでございます。 それから、これまでの捜査方針、そういうものには変更はないというふうに心得ております。
○山本説明員 吉井行雄氏並びに金浩竜氏に関して、この件の共同正犯であるかどうかという点については、われわれとしては現在いろいろな方面から調査、捜査している段階でございまして、現在の段階でその犯行に加担したのかどうかというような事実は、いまのところはっきりいたしておりません。そういう意味で、これに現在の段階ではその容疑があるというふうにはいえないと思います。
○山本説明員 お答えいたします。 文世光の陳述というものが逐次こちらに捜査の参考として通報されてきておるわけですが、それらとこちらの捜査の中での違っている点、そういうものを含めてこれまでの捜査の概要を申し上げてみたいと思います。 まず拳銃の捜査ということですが、これは確かに七月十八日、大阪府警の南警察署高津派出所でれがソウルで狙撃に用いられたということ、これは間違いないと見ております。それからもう
○説明員(山本鎮彦君) 金大中事件の関係者としての金東雲一等書記官のその事件に関与した疑いがきわめて濃いという捜査結果、これについてはわれわれとしては自信を持っております。したがいまして、今回これについて韓国政府が金東雲元一等書記官はシロであるというような通報があったということについては、われわれとしてはきわめて不満であり、この結果に納得できない。しかし、われわれとしては、困難の条件ではありますが、
○説明員(山本鎮彦君) 文世光が日本で拳銃の訓練をしておったということになれば、これは重大問題でありまして、この事実の解明につとめなければならないところでございますが、いまのところ、文世光がいつどこでそういう訓練をしたかということについては、現在まで何らかの事実関係というものはまだ把握していない状況でございます。
○説明員(山本鎮彦君) テレビで写っているものの写真、それは見ました。最後に撃ったときの体勢はくずれておるようですけれども、下を向いて撃っているような姿勢、それからもう一つは遠くからねらって撃っておる姿勢、二つ見ておりますけれども、画面があんまりはっきりしないし、具体的にどうこうということは、私、拳銃のほうの指導の専門家ではありませんので、ちょっとその点判断つきかねます。
○説明員(山本鎮彦君) 文女史の、どういうふうな内容で言っているのか私、承知いたしておりませんけれども、その内容を文書を見まして、その上で検討いたしたいと思います。
○説明員(山本鎮彦君) 金大中事件は昨年の八月八日発生いたしまして、その後麹町署に特別捜査本部を置きましてかなり多数の人員をかけて、犯行現場からどのような形で脱出したかということ、特にこれは金大中氏の韓国治安当局に対する陳述要旨、これが外務省を通じて送られてきておりますので、そういうものに基づいて捜査を進め、したがってそれによりますと、関西方面から出国したということでございますので、その東京から関西